競艇場周辺の街頭警備は１３時から１７時までの４時間です。
ずっと交差点に立って警備しないといけません。
トイレやタバコ休憩などありません。
私はトイレを我慢していました。
それができない時は本人の才覚で適切に処理しないといけないそうです。

労基法違反であることは明白ですが会社も警備員も黙っています。
そもそも作業員出身が多い定年後に採用されたパート警備員です。
労基法など微塵も知りませんからそれがおかしいと考えません。
それは会社にとってとても都合がいいことなんです。

先輩警備員はコンビニやホームセンターのトイレを使えと言います。
それがないところは人目のない橋の下などに移動して処理しなさい、と。

小便で持ち場を離れたならば規律違反です。それは大目にみるようです。
それが立ちションなら軽犯罪法違反という立派な犯罪です。
おまけに一万円未満の過料です。それでも日本で一番軽い罰金です。
ですが前科がついて警備員をできません。犯罪者は懲戒免職です。
そんなことをいくらバカな警備会社でも知らないはずはありません。
（続く）