駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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新人の競艇場警備員迂闊かな

新人警備員は顔を見てもわかりません。
知らない人なら制服制帽をみて判断します。
新人は新しい制服を着ています。
それで「もしかして新人かも?」と判断します。


朝礼広場で隣に整列していた人に、
「もしかして新人さんですか?」
と声を掛けました。
「はい、今日が初出勤です」
と言います。
「そうですか。でも手袋していませんね?」
競艇場警備員は白い手袋をするように厳命されていました。
もちろん会社支給ではありません。自費購入です。
ケチな先輩は軍手を使っていました。
きれいな白手袋は500円くらいします。軍手なら1ダースで200円程度です。


忘れたというので私の高級絹手袋を貸しました。(ちなみに500円では買えません)
「これ使って。あとで返して。そして隊長に手袋忘れたと言ってよね」
「はい」
なぜなら朝礼が始まりますと新人紹介があります。
そのときに皆さんの前に呼ばれます。
その時手袋をしていないと隊長や先輩に叱責されることが見えています。
だから私の手袋を貸しました。


あいさつのアドバイスをしました。
「皆の前で挨拶をしますが、
『警備員は初めてです。知らないことばかりです。よろしくお願いします』
と言えばいいですよ」
「はい」
(続く)

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