元駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。今は普通の記事を書いてますw

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高笑い春の応援警備員

頃南

「まあ、ゆっくり見回って下さい」
2階東の班長にそう言われました。
レースが終りました。
後片付けの時に観客席に忘れ物などがないか見ることになりました。
座席や床には新聞や予想紙、マークカードそれに何か入ったレジ袋などがあります。
一脚ずつ椅子の下に顔を突っ込んで真面目に見るのかと思いました。
そうではなく通路を歩きながら椅子の上や足元に貴重品らしきものがないか確認です。
数人が適当な間隔をあけて歩きます。のんきでいいです。


考えまいとしても、つい場外発売所に行った3人のことを想っている自分に気づきます。
性悪の警備員がいるからそこには行かないようにと隊長からくれぐれも注意を受けていました。
朝礼前に配置発表があってから大いに揉めました。
結局温厚な先輩2人と新人警備員で運転手兼務のKGがそこに行くことになりました。
どうしているか気になっています。


後片付けも終り終礼広場に集まりました。
朝の朝礼があった場所です。100人揃ってもまだ余裕がある大広場です。
ここでA競艇場の9人が揃いました。
先輩に聞きました。
「喧嘩しませんでしたか。大丈夫でしたか?」
「当たり前だ。奴らも大人しかったよ。上から言われたのだろうね」
新人のKGが、
「偉そうに言われてムッとしたけど、俺が怖い顔をしたらあっさり引き下がったよ」
と笑いました。
『あんたは能天気でいいな』
と別の意味でおかしくてKGと一緒に笑いました。
ここF競艇場の応援はこの先一度もなかったようです。
F競艇場の隊長がA競艇場に要請しなくなったのだと思います。
(F競艇場応援の巻き了)

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