駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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ネズミ捕り怒った警備員裁判を決意する

「そもそも速度測定器は誤差もあるでしょ?」
「いえ、毎年校正しています。誤差はありません」
と若い警察官。
『へ、何を言う』と思いました。
「誤差がない測定器は世界中に有り得ません」
私は計測機器のエンジニアです。
計器には必ず誤差があります。
「絶対誤差はあります。それが温度や湿度で変わります。誤差10パーセントとして、6キロの誤差ですから57キロで17キロ超が妥当ですね」
63キロと言われました。黙っていますと23キロオーバーとなります。
速度違反は20キロが境です。
20キロ以上とそれ以下では罰金と点数が少し違ってきます。なんとか妥協点模索しました。
「だめです。誤差はありません。裁判しますか?」
と生意気なことを言います。
『なにを言う。よーし分かった』
戦ってやると闘志を燃やしました。
「わかりました。裁判を起こします」
(つづく)

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