駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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警備員駐車場でラムネかな

土日のパート駐車場警備員です。
郊外の食品スーパーHN店に行きました。
ボートレース場勤務の2人の先輩と3人体制でした。
店舗前の横断歩道と場内交差点の2カ所を3人でローテーションしました。


立哨している時はお客様に挨拶します。
「いらっしゃいませ。どうぞ」
軽く会釈しながら片手を店舗の方向に伸ばします。


EI先輩は車が通らなければ歩道脇に立って歩行者を見ているだけです。
普段のボートレース場では当然のことです。黙って立ってお客様を見ています。
ついでに言いますとポケットから小銭が落ちても誰も気が付きません。
客も警備員も耳が遠くなっています。
私などよく聞こえました。音だけで硬貨の種類と枚数がわかりました(多少眉唾かも)。


ここは食品スーパーの駐車場です。
「先輩、立っているだけではなく、せめて片手を水平に上げて誘導して下さい」
会釈したり声を出したりするのは慣れが必要ですし必須でもありません。
ただ立っているだけですと集中力も途切れやすいです。
そして遠目には仕事をしていないようにも見えます。


お客様が店舗から出てお帰りのときは、
「ありがとうございます。どうぞ」
と発声し店舗と反対側に片手を広げます。
ボートレース場など公営競技場に勤務の方はこれが禁句になって言えません。
負けて帰るお客様に「ありがとう。またどうぞ」と言いますと逆切れされます。


私は声を出していますのでご婦人のお客様からよく声を掛けてくださいます。
「暑いのに大変ね。これを飲んでがんばってね」
缶コーヒー、サイダー、スポーツドリンクなどをレジ袋から出してくれる事があります。
お断りすべきなのでしょうけど、押し問答になります。
「ありがとうざいます」
本当にありがたいという気持ちをこめてその場で一口飲みます。
そして壁際の自販機の傍に移動します。臨時の小休憩です。
いつだったか缶ビールをいただいたことがあります。よく冷えていました。
すぐに開けて・・・の、飲みま・・・飲んでいません。ほ、本当です。
(つづく)

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