「マルウェア」丸じゃなくバツウェア
パソコン5台のうち1台が、マルウェアに感染して使えなくなった。
マルウェアとは、金銭や個人情報の窃取を目的とした悪意あるアプリの総称だ。
日曜日、徹夜で作業していたときのことだ。請求書作成やゲーム、競馬などに使っている専用のデスクトップPCに、PDFを作る無料ソフトをインストールしようとした。その際、気づかないうちにマルウェアのインストールを許可してしまったらしい。
すると、アプリが起動できなくなり、画面にはアップル社の「App Store」を装った偽の画面が表示された。氏名、メールアドレス、カード番号の入力欄があり、入力すると毎月20ドル(約3000円)の会員になるという。完全に迷惑ソフトで、自力での駆除は手強かった。
「APP Store」をかたる画面 名前やカード番号の入力がある。
月曜納品の仕事があったため、業務用PCで徹夜で作業し、なんとかメールで納品できた。
しかし72歳の徹夜はこたえた。翌日はぼんやりと過ごすことになった。
火曜日、改めて感染PCを調べたが、タスクマネージャーもコントロールパネルも開けず、強力な抑制がかかっていた。マルウェアも進化しているようだ。
そこでダメ元でAIの「Copilot」に相談したところ、USBメモリで「回復ドライブ」を作るよう指示があった。USBメモリは仕事のたびに購入しているので数十個ある。
1つのメモリに複数の仕事を入れないのは、フロッピーディスク時代の名残だ。
20年以上前、8MBのUSBメモリが5000円ほどしたことを思えば、今は10GBが数百円で買える。時代は変わったものだ。
回復ドライブのお陰で復旧できた。AIに感謝した。
そして人工知能の進化にも驚かされる。私のようなシステムエンジニアは、いずれ不要になるのではないかと感じるほどだ。医師や弁護士、税理士、裁判官も例外ではないかもしれない。
人がAIに相談すると指示書が出てきて人が対応する流れでミスが出にくい。
我が社の決算は8月で、毎年直前にバタバタしている。経理もいずれAIに任せられる日が来るだろう。