駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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レジを済ませてカートを押して自分の車まで移動します。
その時に駐車場のわずかな傾斜でカートが転ぶことあります。
非力な婆様に多いです。


それはお客様の自己責任と思っていました。
ところが警備員が注意をしないのが悪いとお店にクレームが入りました。


店長か副店長かわからないのですが、中年男性が駐車場に来ました。
電話でクレームが入ったと言います。
「どんな状況でしたか?」
と聞きます。


現場に案内して、
「ここでカートが傾き倒れました。お米やペットボトルなど重いものがありました。ポン酢のビンが割れました。その破片の片付けは私がしました」
と説明しそして僭越ながら、
「排水溝のわずかな傾斜ですが、ここは鉄パイプなどで、囲ったほうがよくないでしょうか」
と遠慮がちに申しあげました。
あとは店長の器量の問題です。
ちなみにポン酢はお店が弁償することにしたそうです。
何でも言ってみるものだと感心しました。

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