彼岸花報連相は上司から
年満後にシニア警備員になっても若い頃の仕事に対する姿勢はあります。 つまり社会人としての所作である「ホウ・レン・ソウ」です。 ただしこれは部下や後輩が自発的に持つべき心構えです。 上から押し付けるものではありません。 それなのに有料席班の班長のISさんは、 「班員からのホウ・レン・ソウが重要だ」 ... 続きをみる
年満後にシニア警備員になっても若い頃の仕事に対する姿勢はあります。 つまり社会人としての所作である「ホウ・レン・ソウ」です。 ただしこれは部下や後輩が自発的に持つべき心構えです。 上から押し付けるものではありません。 それなのに有料席班の班長のISさんは、 「班員からのホウ・レン・ソウが重要だ」 ... 続きをみる
班長のISさんがバーベキューパーティーをしようと言い出しました。 班内の雰囲気がおかしいなと思っていました。 班長と班長代理の相性が悪いと感じていました。 なんとなく班長派と班長代理派に別れていました。 私は班長派と目されていました。しかも班長派は少数です。 w 春先に班長派の班長代理が65歳にな... 続きをみる
競艇場で無料席班から1年過ぎて有料席班に異動しました。 ここはお客様の質も高く良識のある静かな現場でした。 それに無料席班のような「仕事だけ人間」ではありませんでした。 それなりに知的レベルが高い人が集まっているように思えました。 とはいえ職場を離れたところで、仕事のこと、趣味のことなど、いろいろ... 続きをみる
スマホの話題が続きました。 警備員時代は小ぶりのスマホを愛用していました。 競艇場警備員は携帯電話禁止令が出ていました。 何と言われても制服の胸ポケットに入れていました。 最近スマホの機種変更をしました。 4年前の警備員時代に「8万円キャッシュバックキャンペーン」で購入したものでした。 今度は韓国... 続きをみる
班員は全員が「Aの奴は見逃がした」と思ったようです。 私も終了点検時にスマホを観客席に落したことがありました。 翌朝に探しましたが行動範囲が広くてすぐには見つかりませんでした。 椅子の後ろにあって、 『え? なぜこんなところに』 という経験をしました。 でもA警備員はある程度は局部的な範囲でした。... 続きをみる
スマホを無くしたというお客様が翌日また指定席に入場しました。 自分が座った席の近くを探し見つけました。 近くにいた警備員に伝えました。 それを聞いた警備員は無線しました。 「指定席から警備本部」 「指定席、どうぞ」 「昨日スマホを無くしたというお客様が座席の下で見つけました」 「・・・警備本部、了... 続きをみる
指定席の最終点検をしているときに隊長から無線が入りました。 「警備本部から有料席、IS班長どうぞ」 「はい、ISです」 「指定席の中央付近でスマホを忘れたというお客様がおられます。点検をして下さい」 「了解です」 そしてたまたまその付近にいたA警備員に探すよう指示しました。 このAは札付きの調子者... 続きをみる
有料席班になってスマホを忘れたことがありました。 5年前に愛用していたのは小ぶりの物でした。 ワイシャツの胸ポケットに収まりました。 仕事中は制服の左胸ポケットにマナーモードにして入れていました。 レースが終わりボートファンの皆さんがお帰りになってから最終点検をします。 歩きながら椅子の間に落し物... 続きをみる
競艇場警備員になって1年後に有料席班になりました。 A競艇場では新人はたいてい無料席班に配置されます。 適性や人間関係などで所属の変更を申し出ることができます。 無料席はボートファンの方が多く集まり色んなトラブルがあります。 私はボートファンのための警備員でありたいとそれなりに対応していました。 ... 続きをみる
私を将棋に誘った同級生のKDは中学を卒業して働きました。 両親が離婚して叔母さんに引き取られて肩身の狭い思いをしていました。 寮のある遠くの会社に就職しました。 それきり将棋を辞めていました。 その後はどこの職場も長続きしませんでした。 真面目なんですが人間関係で何かと心が折れていました。 何度も... 続きをみる
番外編もあと2,3回で終わりにします。 空手道場では先生も師範代も公務員でした。 師範代は柔道もやっていて組手(くみて)の途中で投げ飛ばしにきます。 組手とは二人で相対して行う空手の練習形式です。 決まった手順にしたがって技を掛け合う「約束組手」、自由に技を掛け合う「自由組手」、勝敗を目的にした「... 続きをみる
困ったのが学校の宿題でした。 部活の後に将棋や空手の道場に行っていては疲れて出来ませんでした。 中学卒業後は高校進学をしないで就職するつもりでした。 一計を案じて、学校の宿題は学校ですることにしました。 授業中に宿題を片付けました。 田舎の中学校ですから勉強は難しくありません。 授業を聞いていれば... 続きをみる
番外編が続いています。 昭和40年代になって高校進学率が大幅に増えました。 就職する人もいましたが少数派になっていました。 私も母子家庭だったので中学を卒業したら就職するものと小学生の頃から思っていました。 両親が離婚して叔母さんに預けれた将棋名人のKDもそうでした。 近所のおいちゃんやおばちゃん... 続きをみる
番外編は続きます。 令和元年9月で66歳になりました。 10年前からシニアのテニスサークルに入っています。 59歳で警備員になる4年前にテニスを始めました。 このサークルでは平均年齢が70歳を越しています。 サークル内では私など「若手」です。 サークルでは「今を楽しむ」傾向があります。 それ対して... 続きをみる
番外編です。 中学時代に部活と趣味の将棋と空手を始めてわかったことがあります。 努力すると少しずつ進歩するということです。 空手も将棋も昇級や昇段するという目標があります。 いずれ大会で優勝したいという夢も持てます。 将棋では威張っている大学生の3級に勝ちたいし、空手は私をさそった同級生に勝ちたい... 続きをみる
お話は脱線したまま続きます。 中学1年生の夏休みは午前中に部活がありました。 3年生が引退して普通に練習ができるようになりました。 そうなりますと空手と将棋の練習が負担となってきました。 午後から空手仲間と自主練習をしていました。 そして夕方になって将棋道場に行きます。 そこには3級という大学生が... 続きをみる
心臓が悪く体育の授業は見学だった幼馴染のKBがいました。 中学生になってずいぶんようなったようです。 体育の授業では軽くする程度はできるようになりました。 そして町道場で空手を習い始めました。 中学1年の夏休み前になって友人たちに道場に来ないかと誘いました。 練習は火曜日と木曜日それに土曜日の週3... 続きをみる
しばし脱線します。 中学生となって部活と空手と将棋を始めました。 部活は球拾いで楽勝でした。 将棋を始めたのは幼馴染のKDからの誘いでした。 小学1年の時に両親が離婚して叔母さんに引き取られていじめられていました。 子供の遊びといえば三角野球やかくれんぼ、缶蹴りでした。 家の中では将棋や五目並べ、... 続きをみる
趣味の話をするうちに昔の事を思い出しました。 いささか警備員とは脱線しますが私の趣味遍歴を簡単に。 中学生になって友人に誘われて体育部に入りました。 もともと運動は得意でした。結果的に小中高校はオール5でした。 それでなおかつ空手道場と将棋道場に立て続けに入りました。 空手は13歳から21歳まで... 続きをみる
学校時代の部活動で技術向上とは関係のない理不尽な要望がありました。 うさぎ跳びやグランド100周といった無茶な要求です。 それに応えた経験をお持ちの方も多いと思います。 そのような経験をした人は社会に出てもストレスに強い傾向があると言われています。 部活動や趣味で今を楽しんで活動するだけではなく、... 続きをみる
無料席班時代は班長たちにいじめられました。 意味なく早く来いと理不尽でした 改めて思い直すと中高校時代の部活でした。 ほぼ50年前のことです。 経験のある方ならわかってくれるでしょう。 一言で言えば理不尽の世界でした、 下級生のうちはろくに練習もさせてもらえません。 球拾いやグランド整備、ランニン... 続きをみる
定年退職をして警備員になった人は多いです。 趣味のない人は定年前と同じく仕事場と家だけの往復で毎日を過ごします。 職場でなにがしら評価が得られないと自分を認められる場所がなくなります。 趣味のない自分を認めてもらうにはどうするか。 無駄な無線をして自分が一生けん仕事をしているとアピールしました。 ... 続きをみる
競艇場の警備員になって1年後に無料席班から有料席班に異動しました。 班員は15人ほどいますが出勤するのはそのうちの8人です。 班長が朝一番に出勤者の配置を決めます。 基本的に3人一組の配置になります。 その際に相性の良し悪しがあります。 もちろんどこでもどんな仕事でも人がいる限り同じなのかしれませ... 続きをみる
競艇場警員になって最初の1年間は無料席班でした。 そこは床がタイルでボートレースファンのお客様が落とした硬貨の音が響いていました。 硬貨によってその音色が違っていました。 10円銅貨が澄んだいい音がしました。 有料席の床はカーペットでした。 硬貨を落としても音が聞こえません。 しかもコーヒーなどの... 続きをみる
競艇場内で小銭を拾うことがあります。 警備中であれば巡察を呼んで預けます。 レースが終わった段階では自分で警備本部に届けることになっています。 しかしそれが10円や100円などの少額硬貨だとちゅうちょします。 10円でも無線で巡察を呼ぶ人がいます。 待機室に持ちこんで班の貯金箱に入れる人が多いです... 続きをみる
競艇はスタートがすべてです。 第1ターンマークを回った順番で決着します。 競馬や競輪と真逆です。 ベテランのボートファンは観戦を諦めて雑談を始めます。 古い払戻機でしたのでお金が出て来ないトラブルがありました。 それは5年前のお話でした。 今では払戻機も新型に入れ替えられてそのようなトラブルもない... 続きをみる
警備員が些細なことで無線することがあります。 スタンドプレーのようであざとらしいです。 私はいつも「浅瀬仇波(あさせあだなみ)」と思い聞いています。 浅瀬は深い淵より波が立ちやすいことから、思慮浅い者ほど、騒ぎ立てることが多いということです。 底知れず深く湛えた水は、うるさい波音を立てません。 山... 続きをみる
普段は場外駐車場班のSYが場内無料席で立哨中に客に手招きされました。 「警備員さんちょっと。払戻金が500円足らない」 SYはこの人はウソを言ってないと直感しました。 彼は霊能者で人の善悪、健康状態それに寿命まで分かると言います。 「そうですか。ちょっと待って下さい」 透明板をノックして中の従業員... 続きをみる
払戻の客が、 「おい、警備員ちょっと来い」 と手招きします。 先輩警備員のFSさんが駆け寄り事情を聞きました。 3連複670円の支払いですが170円しか出ず500円不足していると言います。 「そうですか。ちょっとお待ち下さい」 と言って発払機の隣の透明アクリル板をノックしました。 FSさんもすぐに... 続きをみる