駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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朝のコーヒーを楽しむ警備班員

A競艇場の有料席班の朝は優雅です。
淹れたてのコーヒーを飲みながら朝礼をします。
早く来た人がドリップ器具をセットします。控室の中はコーヒーの香りが漂います。


朝礼と言っても班長から配置場所の指示と注意がある程度です。
朝礼後に三々五々が雑談をします。
私はW競艇場に応援に行ったことを笑いながら話しました。
「モアイが班長をしていて『Aボートの連中は舟券を見逃すから気を付けるように』と朝礼がありました」
Aボート時代のお気に入りだった人が釣り銭の取り忘れを見逃したときに、モアイが言ったことで大笑いになりました。
「それみたことか、Aボートの奴はしょっちゅう見逃す」
それはモアイが『取り忘れは客の自己責任』と言っていたせいなのです。
有料席班の連中はよくわかっています。
無料席の班員はモアイの間違った教えをいつまでも守っていました。
モアイの変わり身はよく言えば郷に入っては郷に従うといったところでしょうか。
節操も信念も反省もない田舎警備員なんでしょう。

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