駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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監視できない警備員は案山子のように立っているだけ

舟券や釣り銭の取り忘れを見逃さないことは当然です。
A競艇場の名誉のために見逃しをしないように監視しました。


一緒にA競艇場から来た先輩警備員たちは次々に見逃して始末書を書かされていました。
はっきり言えば警備そのものに慣れていません。
何年も鉛筆整理ばかりして取り忘れ監視をしていません。
だから誤魔化し方も下手です。


秘策ですが取り忘れがあったら近くにいる人の好さそうな人に、
「舟券を取り忘れていますよ」
と手渡します。
ケゲンな顔をしながらもたいてい受け取ってくれます。
(つづく)

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