老人シニアに友だちは不要だろ
競艇場警備員時代は同僚がたくさんいました。
60人ほどのシニア世代の人と仕事をしていました。
親しくなった人もいますが、友だちにはなり得ませんでした。
一般的に言って、友だちができ、熱い友情で結ばれるのは若い時です。
文学、哲学、恋について語り、これぞ友情と思ったりします。
老境に入りますと人格は完全に出来上がっています。
今さら向上心を持て、変化しろというのは無理です。
私自身も先輩の皆さんも頑固です。
人との触れ合いで刺激を受けて変わっていくということはないと実感しました。
警備員であろうとテニスでなどの同好の士であろうと、いい友だちとは軽く声をかけあうぐらいでしょう。
そのくらいが老人にふさわしい友だちと思います。