ネットニュースでＨ３ロケットの打ち上げに失敗と知りました。

実は４０数年前ですが機体となる鉄板の評価試験に携わったことがあります。
当時は東大宇宙研と宇宙航空研究（ＪＡＸＡ）の２本立てでした。

東大宇宙研からの依頼で東大や神戸の製鋼所および鹿児島の内ノ浦基地に出張しました。
ロケットは軽量性と耐久性の両立を図るため特殊な合金を使っているようです。
素材は教えてくれませんでしたが、ただの「鉄の塊」ではありませんでした。

すばらしい鉄板でした。私が２０代後半で主任技師の助手の一人でした。
その後、内之浦から発射されたロケットが成功してうれしかったことを思い出しました。