駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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意地が涙を・・・泣いて 泣いてたまるかヨ

今日の日曜日も図書館警備員でした。
相方のトージョーさんが入院しているので土日の連チャン出勤でした。
来週から私は土曜日でトージョーさんが日曜出勤になります。


図書館の学習室で勉強している若い人たちをみますと羨ましいです。
大学を目指している高校生がたくさん来ます。
シングルマザーに育てられた私は中学を卒業したら就職することになっていました。
当時の中卒者は「金の卵」と言われ歓迎されていました。


周りの大人からは、
「勉強せんでいい。その代わり体を鍛えろ。職人になれ。母ちゃんに楽させろ」
と言われていました。


経済的理由から高校大学に行けないと分かっていました。
問題は何の職人になるかでした。
中学生の頃は「何がしたいか、何に向いているか」を考えていました。
そんな時に、友達の家で渥美清さん主演のテレビドラマ『泣いてたまるか』を見て泣きました。
渥美さんが歌っていました。
『天(そら)が泣いたら 雨になる山が泣くときゃ 水が出る
俺が泣いても なんにも出ない意地が涙を・・・泣いて 泣いてたまるかヨ通せんぼ』


我が家にテレビが来たのは中2の冬休みです。それまで友達の家でテレビを見ていました。
生きる希望をテレビドラマにいただいきました。
部活も空手も将棋も辞めずに続けました。
思いがけず奨学金で高校にいけてエンジニアになりたいと思うようになりました。
そして親孝行も実現できました。

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