駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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新春や満車対応奥の手かな

ショッピングモールの構内駐車場が満車になった場合は、近場の第二駐車場を案内します。
そこが満車になったらどうするか。
5年間の警備の中で1度だけ満車になったことがありました。
細長い駐車場の出入り口からだんだんと奥のほうまで車が停まっていきます。
とうとう最遠駐車枠まで埋まりました。
まだずらりと数十台の待機車があります。


「しばらくお待ちください。出庫も多いですからすぐに停められます」
とあまり根拠のない広報をしてその場をしのぎました。
私だけですが1台ずつのドライバーに声を掛けていきました。
それでも納得されたのか特に苦情はでませんでした。
私たちが一生懸命に誘導しているのを見て同情してくださったようです。


その事があって、第三駐車場を用意することになりました。
そこはもっと遠い場所の空地です。2百台くらいでしょうか。
ショッピングモールに行く途中の車に案内を出して、ここに停まれというものです。
満車になって第二駐車場案内を開始すると第三駐車場で呼び込みを始めます。
苦い思いがあるドライバーさんが即応されるようです。
この作戦もなかなか成功したように思います。
(満車編了)

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