駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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兼好の描く理想の男

兼好法師の『徒然草』から簡単ですが理想の男の紹介をします。
清少納言の『枕草子』と鴨長明の『方丈記』は「古典日本三大随筆」と言われています。


30数年前のサラリーマン時代に博覧強記の常務から古典の読書を勧められました。
当時は東京、大阪などの出張が多くその往復の新幹線の中で読んでいました。


『徒然草』の第一段は「理想の男」とはどんなものかを書かれています。
なかなか興味深いところから始めています。
ざっくり言いますと、姿形がよくても学問がないと一段落ちると言います。
漢詩、和歌、音楽、儀式、作法などが身についていなければいけない。


実はそれらは兼好が身につけていた自他共に認める教養人でした。
結局は自分こそが理想だよと言って平然と自分の自慢をしています。

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