駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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また戻れと言われた接待に何かが起こる

接待を交代して平穏になると思っていました。
接待さんの退勤時間が近づいてきました。


その時KK会館のNさんから電話が入りました。
事務所にいた私が電話を受けました。
「KR会館、Kでございます」
「Nですが担当のTはいますか」
「すぐそばにいます」
社員のTさんに代わりました。


Tさんの会話だけが聞こえてきます。
「・・・」
「え、なぜ? 行かなくていいじゃないですか?」
「・・・」
「そうですか・・・」
「・・・仕方ないですね」
「・・・」
「わかりました。そうします」


何のことか聞きました。
クレーマー男がどうしてもA子さんに謝罪に来いと言い張ったそうです。
私は「Nさんにすでに帰宅したと言ったらよかったのに。可哀そうです」と言いました。
「仕方ありません。A子さんに伝えます」
お客様の控室の台所で通夜料理の食器を洗ったりしていたと思います。


Tさんは無線機を持って連絡しました。
「A子さん、聞こえますか?」
「はい?」
{もう一度KK会館に戻って下さい」
「え?」
「クレーマーから謝罪要求がありました。事務所に戻って下さい」
(続く)

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