駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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初売りや財布を一つ買うことに

競艇場では年末年始はかき入れ時。
元日は入場者に粗品をくばっているそうです。


警備員になって初めて迎える正月三が日は、ショッピングモール警備でした。
60歳の時です。正直がっかりしました。
期待されていないと感じました。5月まで辛抱すれば満1年になります。
そしたら辞めようと強く思いました。
1年も辛抱できないのは私の矜持がゆるしません。


元日の初売りセールで思い出すことがあります。
気まぐれで家族揃って町に繰り出したことがあります。
いつも私だけ留守番をしていました。たまたまついて行くことにしました。
そして財布を買いました。春財布と言って縁起がいいものでした。


正月の競艇場の賑わいはいかほどなのかわかりません。
ショッピングモールの賑わいは、通常の土日をはるかに上回っていました。
(小出しに続く)

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