駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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馬券買い試行錯誤で上手くなる人とならない人(2)

競馬G1レースのエリザベス女王杯がありました。
このレースには思い出があります。
50年ほど前ですが第1回レースで先輩から馬券を買うように勧められました。


その時は「一点買い」にしました。
馬券には「一点買い」「ボックス」「流し」「フォーメーション」といったように、幾つかの買い方があります。
一点買い以外では無駄な馬券を買うことになります。


評論家の先生は平気で多数の予想をされます。
出走馬が12頭しかいないのにあれもこれもと9頭も印を付けることがあります。
その通り何十点も買っても当たらないことの方が多いです。


金曜日の昼休みに2点を500円ずつ買うように1000円渡していました。
月曜日の新聞で私の馬券が当たっていたことがわかりました。
当たり馬券はオッズは10倍くらいでしたから5000円の配当です。


社内で先輩に会うと「当たってなかったね」と言います。
「いえ、10倍当たりです」
「そっか。日曜に小倉競馬場に行くからそれまで待って」


私とその先輩とは部署が違い勤務する建屋が違っていました。
先輩は馬券勧誘にはわざわざ来ますが配当を渡すときは黙っています。


20代の前半の頃は、土曜日の夜は麻雀、日曜日は主に野球です。野球のない日は競艇、競輪に行ってました。
その後週休二日制になりますと土曜がゴルフです。金曜の夜は麻雀です。日曜の過ごし方は同じです。


あの先輩は馬券を買うように声をかけて集金しても頼まれた馬券を買っていなかったようです。
もし当たった場合は自分の手持ちの資金で清算していたようです。
いわゆる「呑み行為」です。
私はそんなにうるさく催促しないので逃げ回ることにしたようです。
この先輩は競馬通いが高じて借金が増えていつの間にか退職していました。

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