(元)敬老警備員の詩

警備員俳句や警備員短歌をタイトルにした警備に関する雑詠です。

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待機と休憩時間の区別がつかない警備員の話

駐車場警備中に冷たい氷雨が降ってきたことがありました。
駐車場担当の巡察が雨合羽を大至急届けてくれます。
巡察は巡回して事情を視るという役目です。
その他にも警備員が持ち場を離れられない時に代わって動いてくれます。


急な雨が降りますと木陰などで巡察が来るのを待ちます。
「今から駐車場警備員にカッパを届けます」
という無線は入りません。暗黙の了解で巡察を待ちます。


首筋から冷たい雨水が入っています。
休憩時間に下着だけでも替えたくなります。
近所にコンビニがあります。確か下着もあったと思います。
HY班長に「コンビニに行って下着を買ってきます」と言いました。
車で1分の場所です。
班長のHYさんは「ダメ」と即決しました。
「なぜですか。休憩時間にマイカーで1分のコンビニに行くだけです」
「待機は休憩ではないしそもそも場外に出ることがダメなんだ」
「じゃあ待機時間は休憩ではなく勤務ですか?」
「勤務ではなく待機だ」
なんか禅問答のようです。
要はお爺さん警備員なんです。来年は70歳定年でお辞めになります。
労働時間とは、警備とは何か、など何も分かっていなかったのです。
それの受け売りでボートレース警備員全員が勤務時間とは何かを把握していませんでした。
(つづく)