駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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五月晴れ駐車場警備は気楽かな

5年前の今ごろですがA競艇場の警備員はほとんど60歳以上でした。
そんな中に駐車場班に3人の若人がいました。


36歳の最年少で私の息子と同じ歳のKOさんです。
それに近くのW競艇場から転属されたSMさんとADさんです。
SMさんは40代ですが警備員10年のべテランで私にとって警備の先生です。
ADさんは50代で無口な人でした。警備員経験20年ですが大人しく寡黙です。


3人に共通点があります。
いずれも独身で車を持っていません。そして警備員勤務が長いということです。
私など警備員勤務が調度1年でした。


ぶしつけながらADさんに聞きました。
「どうして不安定なパートの警備員をしているのですか?」
「そのうちどこかで社員になろうかと思っているうちに年月が過ぎました」
「警備員は気楽なんですね」
「はい、そうです」
多分ADさんは若い頃にうつ病になったのではないかと思いました。
自分から話しかけることはありません。
だけど私がいつも話かけているうちにくだけてきました。
(つづく)

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