(元)敬老警備員の詩

警備員俳句や警備員短歌をタイトルにした警備に関する雑詠です。

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肌寒や警備士興奮事故を見て

土日のパート駐車場警備員です。
雨降りなど天気の悪い日曜日はショッピングモールのお客様が増えます。
先日の日曜日は雨に加えて肌寒いこともあって通常より早く満車になりました。
満車ですから入場規制と臨時駐車場の案内をしますが突破して入場されます。
駐車場内が渋滞します。とうとう接触事故が発生したようです。


発見した警備員が隊長あてに無線を入れました。
「事故です。車の色は白とグレイです。ナンバーを送ります」
隊長は「どこですか。場所を教えて下さい」と問います。
すると車番や車種を一方的に送信してきます。
私たち警備員も無線を聞いています。この隊員は舞い上がって無線の原則を忘れています。
いわゆる5W1Hです。警備業界では六何(ろっか)の原則と言われています。
When 何時(いつ)、Where 何処(どこ)で、Who 何人(なんびと)が、What 何を、Why 何故(なぜ)、How 如何(いか)にして、の6つの何です。


隊長は状況を理解しょうと質問を繰り返します。
場所、事故の程度、怪我の有無など普通に知りたいことです。
車種や色、ナンバーは最後です。
ピント外れの回答を聞くうちに状況がわかってきました。
軽い接触事故でした。当事者同士で話し合いをされて解決したようでした。
60歳を過ぎた男が興奮をして支離滅裂の無線をするのは素養や知識不足のようです。
無線対応に不慣れということもあるかもしれません。
それでも普段の心がけの問題と感じました。
時間になったので警備員します。言われたことをしました、終りの時間になったので帰ります、では素人同然です。
せめて仕事中は想定される事案に対しどうするか考える習慣を身に着けたいものです。



肌寒や警備士興奮事故を見て