(元)敬老警備員の詩

警備員俳句や警備員短歌をタイトルにした警備に関する雑詠です。

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気楽かな競艇場警備員

レスキュー船は船体にRESCUE(レスキュー)と書かれています。
第1ターンマークと第2ターンマークの近くに1艇ずつ待機しています。
事故が発生しますと事故場所に近いレスキュー船が向かいます。


場内勤務の時に職員に聞きました。
朝8時前に場内を巡回している長身で黒縁眼鏡の方です。
ちなみにその時間帯は前班長のモアイ達がお客様喫煙場で紫煙をはいて大声で談笑しています。


「お忙しい時にすみません。レスキュー船の求人のことを教えて下さい」
1艇に3,4人乗船しているようですから最低でも10人の乗組員がいると思います。
「ああ、うちの競艇場の場合は、自衛隊にお願いしています。一般公募はしていません」
「何で自衛隊なんですか。何かの資格が必要なのですか」
「資格は何も必要ありません。65歳で定年ですから補充は自衛隊にお願いしています。まあ伝統です」
モーターボートが走る水面は私有池なので船舶免許は不要だそうです。


自衛隊は若年定年制です。
階級によって定年年齢があるそうです。だいたい50歳前後で定年するそうです。
年金はあってもまだ若いですから何かの仕事をされる方が多いそうです。


元船長のエロガッパにレスキュー船の募集のことを話しました。
「・・・というわけで公募はしていないんだって」
定年が65歳ですから年齢的にもだめでした。
「いつ転覆するか、いつ事故が起こるか、じっと待っているのは相当辛そうだ」
「そうか。意外と神経を使うんだね。私はめったに事故が起こらないので気楽かと思ってたよ」
「こういっちゃなんだが、警備員は気楽だよ。あはは」
と笑いました。
(つづく)