駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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自己責任どころか議員無責任

A競艇場では地下1階に競争水面があります。
舟券発売機が10数台あります。
夏以外は人気のない投票場です。
それでも数十人のファンがいました。
ここで事件が起こりました。


投票機の前で、シニア男性が警備員を呼びました。
「おい、警備員ちょっと来い」
「はい。どうしたの?」
おっとり歩み寄ります。


「俺が取り忘れた舟券が無い。誰かに盗られた。知らないか?」
その警備員は、記載台の掃除に熱中して見ていません。
舟券の取り忘れは、自己責任と班長に言われています。
そこで職務に忠実に答えました。


「取り忘れた舟券を盗られたと言っても忘れた方が悪いね」
「何だと・・・。こら!」
「だって道端で財布を落として誰かに持ち去られたと同じじゃないか」
(続く)

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