駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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内と外 内緒話や警備員

65歳を超えるシニア警備員は耳が遠いです。
つまり内緒話も大声になります。
指定席販売窓口の女性とシニア警備員のおしゃべりは大声です。


私がA競艇場開闢以来の最高警備員と自称するのはまさにそこです。
当時まだ60歳。まだ耳がよく聞こえました。
無料席班では床がタイルで小銭を落としますとよく聞こえました。
硬貨の種類で音色が違っていました。
10円玉が一番いい音がしました。
複数の音がしても硬貨の種類が分かりました。
『チャリン、リンー、チャリン』
『100円玉1枚と10円玉2枚』
聞き分け素早く駆け寄って落とした人に教えました。


舟券発売機のアナウンスもよく聞こえていました。
「舟券をお取り下さい」
機械からの音声案内も遠く離れたところでも聞こえました。
50メートルほど離れていても、
「お客様舟券を取り忘れていますよ」
と教えました。
当時の班長、先輩達は「自己責任だから教えなくてもいい」と冷たかったです。
つまり良く聞こえなかったのだと思います。
(つづく)

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