駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

にほんブログ村 その他日記ブログ 警備員・ガードマン日記へ
にほんブログ村

外国の花火客の発音が訛って聞き返す警備員

花火大会警備は案の定遅くなりました。
帰宅は午前1時になりました。8時から外出の予定がありました。
余裕は7時間しかありません。その間に入浴、夕食、睡眠、朝食そして身支度をしました。
公営競技の人達はもっと早いのでさかんに愚痴っていました。
我々パート警備員は自分の出勤日を選ぶことができますが現場を選べません。
嫌われている現場は勤務時間と日当単価を発表し公募していただきたいです。


花火大会の警備そのものは屋台が並ぶ道路に立っているだけでした。
車両通行止めの道路を花火客が次から次にひっきりなしにお通りになります。
屋台の後方に歩道があります。ほぼ10メートル間隔くらいで5人並んで立っていました。
中央付近にいた私に花火客からの問い合わせが集中しました。


若いカップルが寄って来ました。
「あ、来た、今度は何かな」と軽く会釈しました。
男性が「ステシヨンハ?」と意味不明なことを言いました。
「捨てションってトイレですか、何?」
相変わらず「すてしよん」と言います。
暗がりですが顔をよく見ますと外国の方のようでした。ピンときました。
「すてーしょん。駅だね、ステーション」
私の発音がまだましです。東南アジア系の方のようです。
「エキ、エキ」
「ツー ターン ライト。右、オッケー?」
手を伸ばして右に曲がれと言いました。
ターンツーライトかもしれませんが通じたようでした。



外国の花火客の発音が訛っていて聞き返す警備員

休むべき花火大会や警備員

土日のパート警備員です。
とうとう花火大会の警備が回ってきました。
毎年1回は行っていました。
拘束時間は長いし帰りが遅くなるし待機も少なく疲れます。
班長や同僚警備員が個性的で偏狭であれば最低となります。
今年は免れたと思っていましたが甘かったです。
昨日指名されました。今夜の花火大会に行きます。
拘束時間は14時から24時までの10時間はあります。
帰りはバスや電車も動いていないのでマイカーを自費で有料駐車場に入れます。
そんなこともあって気が滅入っています。
休みを取るべきだったと悔いています。
班長が変わり者でないことと楽な場所で花火が見れることを願って行ってきます。



休むべき花火大会や警備員

夏の昼事件を見逃す警備員

事件はスーパーのカート置き場で起きました。
店舗前で交通誘導をしていました。
店内を見ますとカートが散乱しています。
防災の観点から警備員が整理します。

カートに乗ったカゴの中に野菜の入ったレジ袋がありました。
プチトマトときゅうりでした。これをどうしょうかと考えました。
サービスセンターに持ち込むべきかもしれません。
しばらく放置することにしました。


女優MK風に書きますとこのようになります。
「恐ろしいことが起こりました。大変なことが起きたんです。それは事件です」
いつの間にかレジ袋が無くなっていました。


本来の持ち主が取りに来たのか他人の誰かが持ち去ったかのどちからです。
私は本来の持ち主が忘れ物に気がついて取りにきたと思うことにしています。