(元)敬老警備員の詩

警備員俳句や警備員短歌をタイトルにした警備に関する雑詠です。

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競艇場警備員の活動のひと駒

競艇場でレースが始まりますとお客様は水面に向かってレース観戦をします。
警備員はその間に何カ所もある記載台や舟券発売機前の整理整頓やマークカードと鉛筆の補充をして忙しくなります。
お客様と一緒にレース観戦をしてはいけません。とはいえ何もしないで観戦する警備員もいます。
レースは3分足らずで終わります。すぐに到着順と配当金がモニターに発表されます。
本命が上位入線しますと配当金は安くなりますが的中者も多く払い戻し機に長い行列ができます。


払戻の客が「おい、警備員ちょっと来い」と手招きしました。
駆け寄って事情を聞きますと3連複670円の支払いですが170円しか出ず500円不足していると言います。
3連複(さんれんぷく)とは1着、2着、3着となる番号の組合せを当てるものです。
「そうですか。ちょっとお待ち下さい」
と言って払い戻し機の隣の透明アクリル板をノックします。ピンクの制服を着た女性が透明プレートの前にやって来ました。
「3連複の配当金が670円のところ170円しか出てなくて500円玉がどっかに引っかかっていますよ」と告げました。
「はい、わかりました」
と言って中の方で機械を引っ張り出して調べたところすぐに500円玉を見つけて手渡してくれました。