駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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春愁や若い警備員の立ち話

応援に行ったF競艇場では若い人が多かったです。
競艇場警備員は60歳以上のシニアの仕事と思っていました。


舟券発売機の立哨をしている時です。
レ―スが始まってお客様がいなくなりました。
私から20mほど離れた発売機警備をする若い警備員が女性と立ち話をしていました。
彼の目の前の発売機に舟券の取り忘れがありました。
自販機が何度も「舟券をお取り下さい」とメッセージを発声しています。


それに気がつかないほどおしゃべりしています。
私はお節介にも近寄って「取り忘れがありますよ」と教えました。
すると彼は「取って下さい」と言いました。


『え?何で自分で取らないのだ』と思いました。


持って行きますと名前を聞かれました。
『そうか、気が利く警備員として記録でもするのかな』
と甘く思いました。
実はそうではなかったのでした。
(つづく)

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